Diego Maradona

僕はマラドーナの頭と神の手でゴールした。

─W杯メキシコ大会、イングランド戦直後のロッカールームで

サッカーはシンプルで美しい。複雑にしようとする人もいるが、それは許されるべきではない。

いい選手はすぐに認め合い、求め合うようになる。数分あればいい。

もし天国にもサッカーがあって、そこでプレーできるならうれしいね。ただし、ペレにはいてほしくないね。

楽しくないなら、サッカーなんてやめたらどうだ?

家の中だったら、目をつむったままでもドリブルできた。

とにかくボールを預けてくれればそれでいい。跡は俺が何とかするから。

俺はたくさんの過ちを犯したけれども、サッカーでは一回も犯してない。

サッカーで幸福を掴み、ファンを幸せにすることが果たせてうれしい。この愛情が永遠であるように。

─引退試合後のコメント

あの5人抜きは、相手のイングランドの選手がフェアだったからこそやれた。

つまらない試合などないよ。サッカーは楽しいものだ。

─今までで一番つまらなかった試合は?と聞かれて

ペレの母ちゃんに聞いたらペレの方が上だと言うだろうし、俺の母ちゃんは俺だと答えるよ。

─TV司会者に「あなたとペレ、どちらが巧いと思うか?」と聞かれて

ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(Diego Armando Maradona, 1960年10月30日 - )は、アルゼンチン出身の元サッカー選手であり、現サッカーアルゼンチン代表チーム監督である。

不世出の天才レフティー。選手時代は神の子 (El pibe de oro, The golden boy)、カーリーヘアの天才児と呼ばれた。

数々の名プレーを残しているマラドーナであるが、中でも「伝説の5人抜き」と「『神の手』ゴール」は最も有名である。 1986年6月22日、ワールドカップ・メキシコ大会準々決勝・対イングランド戦の後半4分、イングランドDFがGKピーター・シルトンへバックパスを送った瞬間、マラドーナがペナルティーエリア内に走り込んだ。焦ったシルトンとマラドーナとの競り合いになったが、マラドーナはボールを素早く左手で叩き、ボールはそのままゴールインした。

シルトンはじめイングランドの選手はマラドーナのハンドを主張したが、審判はマラドーナのゴールを認め、後にマラドーナがこのプレーを「あれは神の手と、マラドーナの頭から生まれたゴールだ」と発言した事から、「神の手ゴール」という呼称で巷間に知られるようになった。

さらに、それから4分後、センターライン付近でボールを奪ったマラドーナは、そこから右サイド寄りに猛然とドリブルを始めた。次々とイングランド選手がかわされていき、そのまま驚異的なスピードでペナルティエリアに進入。そして5人目、GKのシルトンをもかわして、マラドーナはそのまま無人のゴールにボールを蹴り込んだ。このゴールは「伝説の5人抜き」(単に「5人抜き」とも)と呼ばれ、マラドーナのプレースタイルを象徴する物として知られている。
現在でも○人抜きのゴールなどと取り上げられるゴールがあるが、「マラドーナの5人抜き」で一番重要なのは、炎天下かつ、アステカスタジアムという相当な 高地、そして、左足のみを使ったこと、さらには、当時のイングランド代表の守備が世界トップクラスだったということが言える。なお、このゴールについて本 人は「イングランド代表がフェアだった」との主旨のコメントも出している。

以上の2つのゴールは、「マラドーナの大会」と言われた1986年大会の象徴的なシーンとして、サッカーファンのみならず、サッカーを知らない人々にもマラドーナの名を知らしめる物となった。