Arrigo Sacchi

よい騎手になるためには、かつて名馬であった必要はない。

─プロ経験のなさに反論して

戦術を最終的に決定するのはファンのメンタリティーだ。

─どんなに勝ち続けても、守備的すぎたり、組織的すぎたりすると「つまらないと」批判され、美しく華麗で攻撃的なサッカーをやっても、結果がついてこないと批判される

台本があっても、名優ならばより素晴らしいスペクタクルを演じる。台本は重要だが、それ以上ではない。

アリゴ・サッキArrigo Sacchi1946 年4 月1日 - )は、イ タリアフ ジニャーノ出身のサッ カー指導者。

ACミランの監督時代にマンツーマンディフェンスを排除しゾーン・プレスを編み出した人物として知られる。 現代サッカーでゾーン・プレスはディフェンスの主流となっているため、その経歴から「近代サッカーの父」と呼ばれ、現在サッキを師として尊敬するサッカー 指導者も多い。

サッキはプロサッカー選手としてのキャリアが全く無い。この点が世界的に名声のあるサッカー指導者としては異色である。少年時代は、ごく普通のサッカーに 熱中するイタリアの少年と同じであった。青年期には、靴の製造会社を経営する父親が、本人のサッカーに対する意思を頑なに拒否し続け、その結果、父親の会 社でセールスマンとして働きながらアマチュア5部ディレッタンティでプレーせなばならなかった。これが、彼の選手としてのキャリアの全てである。こうして プロにはなれなかったサッキだったが、仕事をしながらもアマチュアでのプレーは続けた。その後、独学で指導者への転進のための勉強を続け、サッカー理論を 身につけると、少年チームをコーチしながらコヴァルチャーノの監督コースを終了し、チェゼーナユース監督になったのが1977年。5年後の1982年にリミニというクラブで「大人」のチームの監督となった。