Shinji Ono

自分は毎回、メッセージ付きのパスを出している。

ピッチでボールを蹴っている瞬間に『引き分けでもいい』なんて考える選手はいない。そんなの、無理ですね。

何をしたらいいか分からず、きっと泣いてしまう。

─もしサッカーがなくなったらどうするかと聞かれ

僕は本を通じて、韓国との過去のことを知った。でも、サッカーを通じて韓国の人々を知った。

これからサッカーを通じて、韓国の友との友情を一層深めたい。

コミュニケーションは問題ありません。サッカーは世界共通だからです。

プロじゃなくなっても、サッカーはやれるだけずっとやりたい。草サッカーでも何でも、体が動く間はずっと。

おじいちゃんになってもボールが蹴れるならやっていたい。

この僕の背中にある『世界で輝く伸二』っていう旗を見て、僕はやっていけるっていう自信がつきました。

─2001年7月14日、浦和対市原戦。駒場スタジアムでのセレモニーで巨大横断幕を見て

中盤の攻撃的な位置から攻撃を組み立てることを得意とするゲームメーカー・チャンスメーカーである。同世代で同様に攻撃のタクトを振るう中村俊輔遠藤保仁小笠原満男らとの最大の違いは圧倒的な技術の高さ、ボールコントロールの正確さであり、「ボールと会話できる選 手」と言われるほどテクニックが高い。利き足に持ち替えようとする動きはほとんど見られず、右足、左足遜色なく高い精度のシュートやボレー、クロスを蹴る ことができる上、細かなボールタッチからみせる巧みなドリブルやワンタッチで相手をかわすなどのプレーを簡単にこなす。ダイレクトプレーの判断力が高く、 ワンタッチ、ツータッチでテンポよくゲームをコントロールする。このような狭いエリアでのトリッキーなプレーを得意とする一方で、パサーとしての視野の広 さも兼ね備えており、2002 FIFAワールドカップのグループリーグ・ベルギー戦で鈴木隆行の得点をアシストしたロングフィードは有名である。これらの能力に加えプレスキックのキッカーとしても有能であり、代表・クラブでもアシス トや得点を数多く記録している。